人の話をよく聴くとわかってくること
ここ数日、「話を聴いてごらん」というメッセージをたくさんもらっています。人の話を聴くに徹してみると「自分に大切なメッセージ」を持ってきてくれていることに気がつくかもしれません。
聴くと聞く
ただただ受動的に「ふーん」「そうなんだ」と耳を傾けることを「聞く」、「え?それでどうだったの?」と興味関心を持ちながら耳を傾けることを「聴く」と言います。
日本語はとても繊細。
「ふーん」では流れてしまってイマイチはっきりしない相手の感情も「どうだったの?」と積極的に傾聴することでまたハッキリ見えてきます。
興味を持ってくれていると嬉しい
積極的に傾聴する(積極的傾聴法)で接せられると聴かれてる相手はもっと話したくなります。基本、人間は「話したい」欲求が強いので、「聴く」って案外意識しないと、実は自分のことを話す前の「前振り」になっていることも。
「ふーんそうなんだ、私はね・・・」みたいに。
積極的に傾聴することで相手はたくさん情報を話してくれます。玉ねぎのように、一皮、二皮とその人の本質に迫っていく感じで情報の濃度が深まっていきます。
話してくれていること自体がメッセージ
「彼女、彼氏がほしいけど、なかなか出会いがないんだよね」
「稼ぎたいけれど全然稼げてないんだよ」
セッションやお話会のときに聴いた言葉は、過去あなたが体験、経験してきたことだったりします。だからこそ、アドバイスができる立場になれる。一方、アドバイスを繰り出してもなかなか前に進まない人もいる。そんな状況がよくあります。
そんな状況であなたはどう思うでしょうか。
「言っても仕方ないわ」なのか
「そうなんだ、まだこの段階にいるんだ」なのか。
経験したあなただからこそわかるこの段階。
きっとあなたも同じ気持ちの時があったはず。
そう思うと
「こういう段階で進めずにいるときに、あなたはどう声をかけてあげられますか」というメッセージが来ているんだと思うのです。
そのまま放り投げてしまうのもいいし、愛を持って待つ、寄り添うのもよし。
ここに僕自身の自己成長するきっかけがたくさんある。
そんなことを感じさせてくれた数日間でした。